３月２４日１５時ごろ、あたたかい春の日差しが差し込む中、城崎温泉街を訪れました。
春の本番が近づいていることもあって、城崎温泉街の大谿川にある柳並木もだんだんと青く春らしくなってきました。

城崎温泉街の桜の名所といえば裏通りにあたる木屋町通りです。
柳通りの方からくると木屋町通りの入り口にあたる場所に桜橋があります。

桜橋から木屋町通と大谿川をのぞんだ桜の絶景ポイントです。
まだあまり咲いていないかなーとおもって城崎温泉街に来たのですが、思いのほか８分ぐらいに咲いている桜もありました。
堰を落ちる水の音が心地よく、何分でもここにいたくなるような気がします。

桜橋の欄干には、かわいらしい桜の模様が描かれています。
欄干の隙間からのぞく桜の景色もいいですね。

桜橋のとなりには、小桜橋という橋がかかっています。
こちらの橋にもワンポイントで桜の模様の彫刻があります。

小桜橋からの風景もなかなか素晴らしいです。
木屋町通り沿いの大谿川にはたくさん橋がかかっていて、お店に入るための橋や民家に入るための橋もあります。
橋からは、桜を目の前でみることができますよ！

大谿川沿いに通っている木屋町通りでは、桜を眺めながらのんびりと歩くことができます。
桜の木によってはまだ２~３分咲きかなとおもわれるものもありましたが…
今週末にかけて満開を迎えることになりそうですね。
夜は、ぼんぼりに光が灯りライトアップされて違う雰囲気になります。

木屋町通りには、昭和６０年代ごろまで検番とよばれる芸者さんが練習する建物があったそうです。
そのほか、置屋と呼ばれる芸者さんが寝泊まりする場所もあり、夜には着物を着た芸者さんが通って華やかな光景が見られたそうです。

桜橋から行くと木屋町通りの終点あたりに雰囲気のいい長く連なる塀があらわれます。
志賀直哉が滞在時に『城之崎にて』を執筆したといわれる三木屋の裏庭に面した場所になります。
こちら側の桜は、まだ５分咲き程度となっていました。

城崎温泉の商店街や、木屋町小路のお土産屋さんにも桜の飾りがつけられ、いよいよ春が本番という雰囲気になってきましたね。

木屋町小路の桜は、満開まではいきませんが、７～８割開花している桜の木もありました。
今年は、例年よりも桜の開花が早く進んでいるような感じがしますね。

満開になるとさらに見ごたえのある景観となりそうです。
桜が散る季節になると大谿川に流れる桜の花びらも楽しむことができますよ

城崎温泉へ桜散策に訪れませんか？？