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雪の新年、但馬五社明神・小田井縣神社(豊岡市)に初詣

取材日:2021年1月2日
小田井縣神社の鳥居

小田井縣神社の鳥居

新年あけて2日目の1月2日の夕方に、豊岡市小田井町の小田井縣神社へ訪れました。
小田井縣神社は、但馬五社明神に数えられている但馬を代表する神社のひとつです。

円山川堤防のすぐそばに位置する神社ですが、大正~昭和にかけて行われた円山川の大改修に伴って移転や境内の改築が行われて現在に至っているそうです。

立派な門松と川いとの石碑

小田井縣神社の鳥居の下には、立派な門松が飾られていました。
雪景色もあいまって、初詣の雰囲気を盛り上げてれます。
門松の横にある石碑は「出町大いと場の石碑」です。この場所からほど近い堀川橋付近にかつて、大きな川いとがあり、豊岡城下町の北の玄関口のとなる船着場があったのだそうです。

雪の中の公園

小田井縣神社の境内には、こじんまりした公園・遊具が設置されています。
年末からの降雪ですっかり雪の中にあります。

コロナウィルス感染症対策の看板

今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、写真のような立て看板が立てかけれていました。
訪れたのは、2日の夕方でしたが参拝者の方もまばらで密を避けて参拝することができました。

手水舎

こちらは感染症対策でしょうか、手水舎のひしゃくは設置されていませんでした。
今年は各地の神社でこのような対策が採られているようです。

柳ノ宮神社

小田井縣神社の境内にある「柳ノ宮神社」です。但馬の三大祭りの一つで、豊岡市街地最大のお祭り「豊岡柳まつり」はこのお宮の例大祭です。

小田井縣神社の参道だった街道沿いは、かつて柳行李の商店で賑わっていました。
そのことから昭和10年にこの柳の宮が奉納されており、「柳まつり」もその時に始まったのだそうです。

柳行李は、生活様式の変化とともに鞄に形を変え、現在の豊岡の鞄産業集積や豊岡鞄ブランドの全国展開につながります。

小田井縣神社・本殿

小田井縣神社の本殿、雪景色に演出され厳かな雰囲気でした。
延喜式神名帳に記載されている式内神社で、祭神は国作大己貴命(くにつくりおおなむちのみこと)とのことです。

2021年(令和3年)が良い年であるようお参りさせていただきました!

尻尾をあげた狛犬

小田井神社の本殿脇には、全国でも珍しいおしりを挙げた狛犬が1対あります。
このような狛犬は、同じ但馬五社明神のひとつ絹巻神社の境内でも見ることができます。
「尻上がり」ということで縁起がよさそうですね。

小田井神社の境内テント内

小田井神社の境内には、テントが張られていてストーブでしばし暖をとることができます。
こちらで但馬五社明神巡拝のスタンプを押すことができます。
スタンプの台紙もこちらに置いてありましたよー

但馬五社明神巡拝の台紙

こちらが但馬五社明神巡拝の台紙です。
但馬五社明神は、小田井縣神社のほか絹巻神社(豊岡市)・出石神社(豊岡市)・養父神社(養父市)・粟鹿神社(朝来市)で五社すべて巡ると縁起が良いのだそうです。

今年の年末年始は、但馬各地で積雪があり但馬らしい冬を迎えています。
また、神社に雪が積もっている風景は、とても風情があります。
そんな雪景色を楽しみながら但馬五社をめぐってみるのはいかがでしょうか?

【関連記事】2021但馬五社巡り初詣情報!

 

 

たじまの冬景色まとめはこちらのバナーから

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