大わらじと大ぞうりを片方ずつ、賽の神(サエノカミ)に奉納する神事。
賽の神は、道をさえぎり村ヘ悪霊の侵入を防ぐ「道切り」の神として、古くから人々の信仰を集め、男性は「わらじ」、女性は「ぞうり」を作ってきました。
その大きさは 長さ1,5m 巨大な神様が履いたようです。
1月13日(月)快晴の中
村の堂にて、朝8時より氏子総出で、始まりました。
材料のわらは、2トントラック一杯分用意されています。
天候の心配もなく、順調にいきそうです。
わらを、縒り安くするため、機械に通します。1回2回と往復させて柔らかくさせます。
余分なそぶを取り、縄の材料に。
休憩で、「ぜんざい」「甘酒」「コーヒー」「つまみ」等が振る舞われ、
寒い中、身体の中からホッコリしました。
最後の化粧仕上げ・・・余分な髭を、チョッキン、チョッキン
見栄えよく!
「わらじ」と「ぞうり」の下部に飾ります。かけ帯むすび。
大草履を取り換え、引き続き大わらじの取り換え。竹で持ち上げ。「せーのっ!」
最後に神主さんによる、村の今年一年の安全祈願を。今日の天候の様に、寒さは
あるが、おだやかな晴れ日和で❣
無事に昼過ぎには、終了しました。
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