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三階建養蚕農家群 大屋大杉地区をめぐる

取材日:2018.11.18(ふるさと特派員例会)

2018秋のふるさと特派員例会で、大屋大杉地区を訪れました。

平成29年7月に同地区の三階建養蚕農家の主屋群が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、地域住民の方々の主体的な保存活動が行われています。

「大杉伝統的建造物群を守る会」の河辺巧会長、河辺操事務局長、養父市教育委員会の山根主幹よりお話をうかがいました。

但馬地域は、江戸後期から昭和初期まで養蚕が主要な産業でした。中でも養父市大屋地区は、もっとも養蚕業が盛んであった地域で、大型の三階建養蚕住宅が多く造られました。

全国的に見ると三階建養蚕住宅は極めて珍しい養蚕住宅で、大杉地区は二階建てと三階建ての養蚕住宅が織りなす集落景観が保たれているという事です。

 

三階建住宅が並ぶ大杉地区

大杉地区の27棟のうち3階建ての家が12棟あり、養蚕を行っていたころには1階が居住スペース、2階、3階で養蚕を行っていたとの事です。

養蚕農家住宅の多くは、2階建てだったものを養蚕の効率を上げるために3階建てに増築しており、切妻造りの瓦葺屋根には抜気(ばっき)と呼ばれる換気装置がついています。

ふるさと交流の家いろり

こちらの建物は、「ふるさと交流の家いろり」として旧大屋町によって整備され、宿泊することができます。

昔ながらのいろりでの食事や、玄関先には、石窯でピザ造りなども体験できるようになっています。

NIPPONIA 大屋大杉

古民家として改修しホテルとして活用している住宅もあります。

分散ギャラリー養蚕農家

「分散ギャラリー養蚕農家」では、養蚕農家住宅をギャラリーやカフェとして、一般公開しています。

 

住宅の内部は、梁(はり)が複雑に巡らせてあり迷路のようになっていました。

大屋町在住の彫刻家 松田一戯さんの作品があちらこちらに展示されており、アートな空間が演出されていました。

集落内を少し歩いて巡ることのできる範囲に、三階建の養蚕農家住宅が点在しています。

見上げると3階建住宅はとても大きく感じます。

二ノ宮神社

集落の中には、国選択無形民俗文化財である「大杉ざんざこ踊り」が行われる二ノ宮神社があります。

大杉ざんざこ踊りのふるさと特派員記事はこちら(2015.8.17掲載)

 

文化交流施設 木彫展示館

大杉地区内にある「木彫展示館」は、築120年の診療所だった古民家を再生させたものです。

1994年から行われている公募展「木彫フォークアート・おおや」の優秀作品が常時展示されています。

養蚕住宅、アート、ざんざこ踊り・・・

大杉地区では、様々な地域資源が組み合わされて、魅力的な地域づくりが行われています。

https://www.denken-oosugi.com/(大屋大杉地区webページ)

https://bunsangallery-ooya.jimdo.com/(分散ギャラリー養蚕農家WEBページ)

https://www.city.yabu.hyogo.jp/3214.htm(木彫展示館WEBページ)

http://nipponiastay.jp/ooyaoosugi.html(NIPPONIA 大屋大杉WEBページ)

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