生野銀山のある町、奥銀谷(おくがなや)の写真展にお邪魔してきました。
奥銀谷地域自治協議会の活動拠点『かながせの郷』は旧幼稚園を利用した可愛らしい建物です。
多目的ホールは、季節ごとのイベントやコンサートなど地域の方の活動に使われていて、5月27日まで地域在住の写真を愛する皆さんの『四人展』が開かれています。
82歳から66歳まで年齢も経歴もさまざまですが、どの作品も思いのこもったものばかりです。
生野の風景も多く展示してあり、普段よく見る景色がとても新鮮に感じられました。
佐藤文夫さんの作品 「カラミ塀」
(30年以上のベテランです)
コメント「若い皆さんに誘ってもらえたので一緒に出来ました。嬉しいことです。」
西森秀喜さんの作品 「黒川の里」
コメント「記録に残すことが原点ですね。心を写すものになるので、この会場の作品はすべてが思いの入ったいい写真だと思います。」
早木正和さんの作品 「凍てつく魚が滝」 「実る銀杏」
(会場にはいつもおられるそうですが、今日にかぎり不在でお会いできませんでした。)
橋爪一夫さんの作品 「天守を攻める雲海」
(カメラ歴3年目で展覧会にも入選されたそうです)
コメント「ホタルの写真が撮りたくて始めました。写真は面白いが、やればやるほど難しくなってきたようで奥の深さを感じます。」
普段はそれぞれ別々に撮影に出られているようですが「次回は生野をテーマにした作品で展覧会をしてみたい」と、抱負を語っていただきました。
お元気で意欲的な皆さんのステキな作品を見に、ぜひいらしてください。
5月27日まで開催。
併設のふれあい喫茶「だんらん」は毎週水曜と土曜日に地域の女性が交代で営業されています。
生野銀山の近くで古い町並みの残る旧道を入ってください。
お問い合わせは奥銀谷地域自治協議会 電話079-679-4131まで。