「香住ガニ」とは地元でもあまり聞き慣れない名ですが「紅ガニ」として親しまれていたものを、水揚げされる港の名を付けて呼ぶようになりました。ズワイガニいわゆる松葉ガニより一足早く、9月に解禁され、第3回香住ガニまつりが17日開催されました。
<漁期>松葉ガニは11月から来年3月20日までと短いのに較べ香住ガニは、9月から5月末と漁期が長く、値段も比較的安価で気軽に楽しめます。<漁法>松葉ガニは「沖合底引き網」で100m~500mの深さに網を入れます。一方香住ガニは水深800~1,800メートルの海底にサバなどのエサを入れたカゴを沈め、誘い込んで漁獲します。 この日はゆでカニ3匹1,500円の販売が人気でした。
カニの捌き方教室も開催され、手早く美味しくを基本に、20名の希望者がチャレンジして、捌いたカニをゲットしていました。
ボイルガニ、焼きガニ、カニ汁の無料サービスには早くから行列ができ、開始前に整理券が配られるほどの盛況でした。但馬はイカ類・カレイ・ハタハタのなどの海産物が豊富ですが、香住ガニを皮切りに11月解禁の松葉カニへと、いよいよ真打ちの「カニ」の登場を告げる賑わいを感じました。