いつの頃からか「日高夏祭り」として有名になりました。正式には「清正公大祭」。もともと同地区にある立光寺さんのお祭りで、「清正公さん」として親しまれてきました。
『江戸時代中期に江原村の日蓮宗立光寺住職が、熱心な日蓮宗の信者であった戦国武将加藤清正公の菩提寺である肥後熊本の本名寺から清正公の木像を譲り受けお祀りして、清正公の命日である7月24日の前日に「清正公祭り」を行ったのが始まりと言われています』今年は清正公没後400年にあたり、立光寺境内ではスコップを楽器がわりにしたユニークな演奏や和太鼓など、記念行事が行われました。
江原駅東広場では、バンド演奏や踊りが披露され、夜店が立ち並び大賑わいです。一昔前は、江原駅前から南西に、センター街 → ときわ通り→ 国道を横断し立光寺さんまでの参道に露店が建ち並び、行きで品定めをして、帰りに立ち寄るのが楽しみでした。この祭りの恒例?にもなっている夕立もなく、夏休みも始まり家族連れの多くが夏本番を楽しんでいます。
8時からは花火大会。円山川右岸沿い「姫路山」中腹から打ち上げるので、駅周辺のどこからも見られます。町内事業所からの寄付が資金源でしたが、景気低迷の影響からか思うにまかせません。今回から全国各所でも行われている市民向けの「花火募金」も始まりました。