入梅[にゅうばい]
雑節の一つ。天文学的には、太陽が黄経80度の点を通過する時。
梅雨の季節に入る日とされていますが、梅雨入りの時期は地域によって異なり、実際の梅雨とは関係がありません。
旧暦では梅雨の入りを芒種のあとの最初の壬[みずのえ]の日、梅雨明けを小暑のあとの最初の壬の日としていました。もちろん、本当の梅雨入り、梅雨明けの日附は年により、地方により異なるものですが、農家にとって梅雨入りを知ることは田植えをする為に重要なことでした。
入梅の語源は、梅の実が熟す頃に雨期に入ることから来ています。また、この頃は湿度が高く黴[かび]が生えやすいことから「黴雨[ばいう]」と言われ、これが「梅雨」になったと言われています。
-関連記念日-
・梅酒の日 <入梅の日>
チョーヤ梅酒が2004年に制定。
・傘の日
日本洋傘振興協議会(JUPA)が1989年に制定。
この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから。
・雨漏りの点検の日
全国雨漏検査協会が1997年4月に制定。
この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから
全国雨漏検査協会 http://www.aikis.or.jp/~house-dr/
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