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オオキンケイギク 真っ先に刈って下さい

今年、オオキンケイギクが爆発的に増えました。
 円山川の堤防の一部で一面お花畑状態というのは数年前から知っていたのですが、今年は但馬の至るところでそんな姿が見られました。最も大規模なものは数キロにわたって道の両端に咲いていました。数百m規模のものは何カ所もありました。山腹の斜面一面がお花畑というのも見ました。

刈り残すだけでできた花畑
 きれいな花だし何か問題があるの? と思われるかもしれません。確かにもとは園芸植物で花を愛でるために日本に導入されたものです。しかしあまりにも繁殖力が強いために日本在来の植物を駆逐してしまい生態系に大打撃を与えるのです。そのために平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定されました。

国土交通省による刈り取り。タイミング的にはベスト。ここから2kmほど下流に向かって続いている。

国土交通省による刈り取り。法面上部の手刈りの部分が残っている。間に合ってほしい。
 「特定外来生物」に指定されると、栽培、運搬、販売、譲渡、野外に放つことが禁止されます。ですから生きたまま種子や根を移動させることは、特定外来生物の防除確認・認定を受ける必要がありました。法律のできた当初は、駆除のために抜き取って焼却することは運搬に当たるので、個人では手の出せないものに思えました。そこで、行政に駆除をお願いしてきました。一定の成果を上げてきているのですが、この繁茂ぶりでは行政と手を携えながら自分たちのこととして住民自らが駆除に当たらないとどうにもならないと思います。「オオキンケイギク」で検索するとそのような事例が多数出てきます。但馬でも6月9日に初めて「神鍋山の山野草を愛でる会」が神鍋山で約3千株を抜き取る作業をされました。是非とも来年にはこんな活動が広がればと思っています。

丁寧に刈り残してあった。知人に説明をお願いしたのですでに刈り取られているはずだ。
現在では、種子がない時期に刈り取り、花や茎だけを移動するときは、規制はかかりません。しかしその時でも、広げないように数日間天日にさらす、ポリ袋に入れて腐らせるなど確実に枯死させる必要があります。その後に燃えるゴミとして回収してもらい焼却処分してもらいます。

この花は、何もしなくても増えてくれて花も美しい。刈り残したい気持ちは非常によく分かる。
 「オオキンケイギク」を駆除するためにはまずは広報です。
 きれいな花なので、行政が刈り取ると苦情の電話が入ります。駆除が必要な花なのです。
 わざわざ、この植物だけを刈り残しているところがしばしば見られます。真っ先に刈って下さい。
 種子が作られる前に刈り取らないと意味がありません。
 種子の時期に刈り取るとかえって種子をばらまくことになり、分布を広げます。
 多年草なので、刈り取るだけでは駆除できません。根から抜き取る必要があります。
 そんなたくさんのことをみなさんに知っていただかないといけません。
 また、特定外来生物はオオキンケイギクだけではありません。多くの種が含まれています。他の種についても対策を考えたいと思っています。よろしければご協力をお願いします。

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