ホトケノザ シソ科
名前を漢字で書くと仏の座(ざ)です。花の下の葉の様子が仏像が座っている蓮華座(れんげざ)に似ていることからついた名前だと言われています。
花は普通(ふつう)は3月ごろから5月ごろに咲(さ)きます。でもこの写真は11月に撮(と)りました。そのころは晴れの日が続いて気温が高く保たれていました。ぽかぽか陽気の小春日和(こはるびより)が続いたので本当の春とまちがえたのかもしれませんね。
春の七草にホトケノザという植物がありますが、それは、コオニタビラコという別の植物です。植物の姿形(すがたかたち)はちがっても、どちらの植物の葉もそんな目で見れば蓮華座に見えます。おいしいということはありませんが、コオニタビラコは食べられます。でも、ホトケノザは食べられません。