八条小学校の中庭。
ヒメスミレ スミレ科
ヒメスミレは、スミレの仲間ではもっとも人臭いところに生育します。これは人家の近くに生育すると言うことですが、人工物の中と言ってもいいかもしれません。きっと人との歴史が長く、特別な関わりがあるのでしょう。
但馬空港。
芝生、石垣、道路のアスファルトの切れ目、道路脇のポケットパーク、公園、墓地、線路脇、コンクリートの割れ目、・・・・・・。こんなところで濃紺の小さなスミレを見つけたらまずこのスミレでしょう。
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竹林の縁。
よく似ているのはスミレです。でも明らかに大きさが違います。写真で分かる通りに一回りも二回りも小さいものもあります。
花の大きさは
スミレ ;直径2cm
ヒメスミレ;直径1~1.5cm
大きいのがスミレ。
草丈も
スミレ ;7~15cm
ヒメスミレ;3~8cm
ヒメスミレは地面に張り付くように咲いていることが多いです。
若い頃は、葉の裏にこんな色がつくが、やがて消えて緑になる。
スミレは、道路脇など人工的な場所にも結構見られますが、より自然度の高い草原にその分布の中心があるように見えます。ヒメスミレは、自然度の高い草原には見られませんし、人家であっても市街地から離れた奥深いところでは見ないように思います。
コウノトリの郷公園。