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清滝小学校のソメイヨシノ

清滝(きよたき)小学校のソメイヨシノ
 桜シーズンに備えて予習をしておきましょう。
 但馬には見るべき桜がたくさんあります。
 まずはソメイヨシノです。

ソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの雑種だとされています。このことを証明したのが、明治36年(1903)新温泉町鐘尾に生まれた竹中要博士です。
竹中博士の実験により「エドヒガン」を母に「オオシマザクラ」を父とした交配種がソメイヨシノだとわかりました。ただし、最近になって、エドヒガンといってもその園芸品種の一つであるコマツオトメが母親であるという説が出されています。
 ソメイヨシノとは逆に、「エドヒガン」を父に「オオシマザクラ」を母とした交配種が竹中博士によって作られ「イズヨシノ」と名付けられています。

但馬には幹回りが3m強ある兵庫県でも最大級のソメイヨシノがあります。どちらも小学校に記念樹として植えられたものです。一つは豊岡市日高町の清滝小学校にあります。もう一つは新温泉町の奥八田小学校にあります。

今回、紹介するのは清滝小学校のソメイヨシノです。ここには、約20本のヨメイヨシノがあり、立派な桜並木ができています。1929年に植えられたそうですから、樹齢(じゅれい)80年の樹だということになります。
 最大の樹は、幹周りが309cmあると『ひょうごの巨樹・巨木100選』(社団法人 兵庫県林業会議・社団法人 兵庫県治山林道協会)に書かれています。この本のできた時点では、県内第2位の巨木です。

80年間で直径が約1mになるのですからソメイヨシノは成長の速い木のようです。これはきっと父親であるオオシマザクラの性質を受けついでいるのでしょう。オオシマザクラは、別名を「薪(まき)桜」といい、火山島のような条件が悪い所でも早く成長することができます。花の大きさもオオシマザクラゆずりです。母親であるエドヒガンからは、葉に先立って花が咲く性質を受けついでいます。エドヒガンは、非常に長命で巨木なる性質を持っていますが、ソメイヨシノは一般に短命(60~80年)といわれているので、エドヒガンから長命な性質はどうやら受けついでいないようです。

日本全国を見渡すと、樹齢100年を越えるソメイヨシノもありますし、治療によって樹勢を回復したソメイヨシノもあります。清滝小学校や奥八田小学校のソメイヨシノもしっかりと世話をして、これからも長く変わらず花を咲かせ続けてほしいものです。

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