サルナシ マタタビ科
扇の山(おうぎのせん)に行った時に見つけました。高いところにあって、取れません。仕方がないので写真だけで辛抱(しんぼう)しました。ところが、しばらく行くと運のいいことに、手の届(とど)くところにありました。
柔(やわ)らかいのがありました。そのまま口に入れて食べました。おいしかったです。半分くらい食べて残りはおみやげにしました。
写真を見て、キウイフルーツにそっくりだと思いませんでしたか?
味もそっくりです。でも大きさが違(ちが)います。サルナシは長さ2cmくらいですが、キウイフルーツは長さが8cmほどあります。
キウイフルーツは、ニュージーランドの果物だと思っていませんか?
キウイフルーツは、もともとは中国の植物で、オニマタタビとかシマサルナシという別名があります。これが、ニュージーランドで改良されたのです。
サルナシとキウイフルーツは、非常に近い仲間なのです。だから2つがそっくりなのは、実は当然のことなのです。
前日、コウノトリの放鳥のために豊岡に来られていた 柳生 博 さんが、イヌワシを見に来られました。偶然、その車に出会うことができました。一番柔らかいサルナシを手渡しました。さあ、その味は、・・・。