ハハコグサ キク科
今日は七草(ななくさ)がゆの日です。大雪なので七草を取るのは大変ですが、今ではスーパーにセットにして売っています。この七草の中に御形(オギョウ)という植物がありますが、これがハハコグサのことです。
ハハコグサは茎(くき)にも葉にも白い毛がたくさん生えています。この毛がつなぎになるので昔はお餅(もち)に入れてついて、草餅を作りました。しかし、特別においしいということもありませんから、今では草餅にはヨモギを使うほうが多くなっています。
ハハコグサは日本各地の道ばたや畑や様々な場所に生えています。高さは10~40cmくらいです。多くは春から夏にかけて、茎の先に淡(あわ)い黄色の花をかたまって咲(さ)かせますが、よく見ると秋や冬先にも咲いていたりします。チチコグサなどよく似た植物がいくつもあります。
母子草、父子草;面白い名前だと思いませんか?