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ナガエノスギタケ

ハラタケ目 フウセンタケ科  長柄ノ杉茸  (Hebeloma sagarae)

ナガエノスギタケ。面白い生態のキノコである。動物の排泄跡からアンモニアを分解して発生する、いわゆるアンモニア菌の一種と言って良いのであろうか。私にはよくわからないが、厳密にはアンモニア菌の定義から少し外れているようである。モグラの巣の排泄場所に菌糸をめぐらし、そこからキノコを発生さる。モグラ類の巣がないとだめなのだそうだ。ナガエノスギタケの柄は長く地下部にも発達し、やがて細い偽根となりモグラの巣の排泄場所に繋がっている。柄は地上部と合わせ50cmほどになる場合がある。別名モグラセッチンタケ。

写真のものは、2018年10月8日に行われたコウノトリ文化館主催のキノコ観察会で確認されたものである。

観察会報告リンク先↓

秋のキノコ観察会(実施報告)

初めて見るキノコであったが、その特徴からナガエノスギタケであることはすぐに分かった。

2018年はキノコが豊作で、この日の観察会でもいろいろなキノコが見られたが、ナガエノスギタケは一番の大物としての存在感を示していた。自宅に持ち帰り試食したが、歯ごたえ良くボリュームがあるので、良菌と言って良かろうというのが私の印象。わずかに独特の臭気があり、快・不快に感じ方が分かれるようで、発生源のイメージとも関係し食菌としての評価は幅広い。山形では白マツタケとの格式が与えられた名菌とか、マツタケに匹敵する良菌との情報も見かける。一方で、不快臭を伴うとの低い評価も見られる。

なお、最近になってナガエノスギタケは、従来の欧州で記載されたHebeloma radicosumと日本のものとは別種であることが分かったとのこと。

https://kinokobito.com/archives/5413

かなり専門的で難しい内容だが、なんかすごいなあと言うことは良く分かる。

キノコ好きでも見たことのない人も多い種のようである。確かに、私も中学生のころからそれなりにキノコを気にしているがこの時の一度しか確認できていない。

現時点での各種図鑑に記載されている学名は古いものであるが、現在は新種としてHebeloma sagaraeとなっているため、今回の報告では新しい学名で掲載する。

また、新学名の付いた関西では見ることが難しいとも言われているナガエノスギタケが、但馬のキノコとしてコウノトリの郷公園内で確認されていることを、ここに報告しておこうと思う。

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