ズナガニゴイは河川中流域に生息している魚です。ニゴイに似ていますが、ニゴイほど大きくならないのと、体に黒色の小さな斑点があるのが特徴です。また、ニゴイに比べて、頭部が若干長いのが特徴です。これは和名の由来でもあります。ズナガは漢字でかくと“頭長”です。大きさは全長20センチほどです。但馬では円山川水系と竹野川水系に分布しています。
オイカワに混じって泳いでいます。流れの緩やかな場所に棲んでいます。砂底を好みますので、泥底や石ばかりの場所にはあまりいないようです。
砂利の隙間に口を差し込んでエサを食べています。主に水生昆虫を食べます。これらの画像では分りにくいのですが、コイのように一対の口ひげがあります。銀色の体が反射して美しいです。
体型はニゴイですが、体の色や模様はカマツカに似ています。カマツカのように砂に潜ることがあるようですが、私はまだ見たことがありません。砂に潜ったところを撮影できれば、「砂に潜る魚」として投稿しようと考えています。