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マハゼ   スズキ目 ハゼ科

手前がマハゼ。奥はスミウキゴリ(ハゼ科)。

ハゼ科の魚はとても種類が多いです。日本だけでも約500種類も生息しています。また、種類によって生息環境も様々でして、淡水から海水、浅瀬から深海など様々な水域に適応した種類がいます。多様なハゼ科魚類の中で、このマハゼは最もよく知られた種類でしょう。岸壁などの「ハゼ釣り」で釣れるのは、ほとんどが本種です。簡単に釣れて、天ぷらにして食べたりと、馴染みが深いでしょう。

これらの写真は海に流れ込む小川で撮りました。左を向いているのはスミウキゴリです。この川には多く棲んでいました。河口周辺は、種類も数もハゼ科の魚が多いです。

河川の汽水域や、海の内湾、干潟などに棲んでいます。塩分のない河川中流域に入ってくることもあります。円山川でいうと、津居山から城崎、豊岡の立野大橋あたりにかけて多く棲んでいます。六方川中流部や、出石川の加陽湿地付近など完全な淡水域に入ってくることもあります。但馬では、竹野川や矢田川、岸田川など、ある程度大きな川には大抵棲んでいるようです。少ないですが、海に流れ込む小川の河口でも見ることがあります。主に泥底や砂底に棲んでいて、小魚やエビ、ゴカイなどを食べます。

この写真と以下2枚は、同じ川の河口に流れ下って撮りました。ここにはスミウキゴリはいませんが、マハゼの数は多いです。

年魚でして、1年の命です。たまに2年以上生きる個体もいるようです。早春に産卵して、その一生を終えます。秋~冬が太っていて、サイズが一番大きい時期です。大きいもので全長20センチ以上にもなります。マハゼの旬は秋です。天ぷらの他にも、干物にして出汁取りにしたり、正月のおせち料理の昆布巻きにも利用されるようです。

石の下に穴を掘って隠れることがあります。顔だけ出してこちらを警戒していました。

写真・文 コウノトリ市民研究所 北垣和也

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