たじまのしぜん

タイコウチ

タイコウチ   カメムシ目 タイコウチ科
(Laccotrephes japonensis)
太鼓打
 水生カメムシ、水田や浅い池、流れのゆるい小川などで見られる。
英名はWater scorpion(ウォータースコーピオン)、水サソリ、それらしいかっこ良い英名である。然るに和名はタイコウチ、、、あまりかっこ良くない。

何でそんな和名がつけられたかというと、説明を受けた上で、こいつが水中を移動する姿を見ると納得する。鎌のような大きな2本の前肢を、太鼓を打つように左右交互に動かしながら泳いで行く。機械的に交互に動かす姿は、今は無き食い倒れの人形を思い出す。タイコウチとはこういうところから命名されたようであるが、命名者のセンスはなかなかのものである。

体長は30-35mm程度で、尻から長い呼吸器が出ている。先月紹介したオオコオイムシと同様、肉食で、鋭い前肢で小魚、オタマジャクシ、他の水生昆虫等を捕らえる。口針を差し込み、消化液を送り込み、獲物の溶けた肉質を吸入する。これを体外消化という。
タイコウチとオオコオイムシ

コウノトリの郷公園の田んぼビオトープでもよく見られる。タイコウチはかっこ良いので田んぼの学校の観察会でも人気がある。
生息環境と田んぼの学校

6月~8月ごろに孵化したてのものから幼虫、成虫と様々なステージが観察できる。孵化後2ヶ月程度で5回脱皮して成虫になるようである。成虫で越冬する。
幼虫

幼虫、小さな羽が見られる

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