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ミズアオイのつどい

保全活動を楽しむために

ミズアオイのつどい
9月16日に豊岡市出石町を流れる谷山川で第二回「ミズアオイのつどい」がありました。
谷山川のミズアオイは、1994年に発見されて以来、さまざまな団体の皆さまにお世話になって絶えることなく今日まで咲き続けています。近年は、環境ネットいずしの皆さまが中心になって保護され、出石中学校、出石高校の生徒さんたちがお手伝いに来られています。今年からは、出石ミズアオイの会の皆さま方が管理をされています。

2017年のミズアオイ

2017年は、前年冬に重機を使って湿地をリニューアルしたことが功を奏して、湿地ゾーンにも河川内にも見事な群落ができ長い期間花を楽しむことができました。
今年も昨年同様に堰板で川を堰いて水位を上げたり、板を抜いて水位を下げたりして水位を調整していただきました。こまめな管理のおかげで湿地ゾーンには大量の苗が発芽し、育っていきました。一方で河川内は、他の植物が育ってきて競争に負けて途中でほとんどが消えてしまいました。

湿地ゾーン内は順調に推移し、やがてミズアオイの苗ですき間なく満杯になりました。7月10日には、横向きに櫛の歯状に間引いて栽培を希望される方に苗が配られました。8月6日、今度は縦に間引いて、上流の河川内に出石中学校と出石高校の生徒さんたちが草を抜き、耕して作られた裸地に移植されました。

出石中学校の生徒さんが作業されたエリア

出石高校の生徒さんが作業されたエリア

昨年は8月末にはきれいに咲きそろいましたが、今年はなかなか咲きません。水位を調整しようにも猛暑による渇水で水がありません。台風による増水で1m以上湛水したこともありました。過酷な環境が影響して開花が遅れたのだろうと思います。
「ミズアオイの集い」に間に合うのかやきもきしましたが、幸い前々日の9月14日に咲き始めました。

苗が残る湿地ゾーンでは枯れるものが多くあり数えるほどしか開花しませんでしたが、移植先では葉も枯れずほぼ全て開花しました。昨年は湿地ゾーンも問題はなく咲いたのですが、今年の条件ではどうやら密生はダメなようです。

配られた苗がこんなに育った。

一日花なのでその日だけの美しさがある。

ミズアオイのつどいは、ミズアオイのお世話で終わりません。
花を見た後は歴史感あふれる足軽長屋に移動します。そこにはミズアオイが飾られ、説明の展示もあります。

天ぷら 葉、つぼみ、胡麻和えの残り(左端)  トロピカルソースの上に湯がいた葉を細かく刻んだもの  軸とブナシメジの胡麻和え  葉の酢味噌・辛子和え  軸はピーラーで皮を剥き、斜めに切ることで食べやすくなりました。

長くないお勉強が終わるとミズアオイ料理をいただきました。さらに希望者は、ミズアオイという名前の試作の和菓子とお薄をいただきました。第一回目より工夫が凝らされた料理とお菓子でした。来年が楽しみになります。

まだ試作段階のお菓子。昨年は市販のお菓子だったので格段の進歩だ。

自然を保全する活動には、こんな遊び心が大切なのだと思います。大げさに言うとミズアオイの保全活動が文化になろうとしているのだと思いました。

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