正月からの荒天で出漁を見合わせていた船もやっと本格操業スタート、11日早朝浜坂の西隣「諸寄港」には6艘が帰り久し振りの大漁に浜は活気に満ちていました。
浜のご婦人方寒いAM4時頃からカニ選別に大忙しです。カニは一枚づつ甲羅の大きさ、重量を測りキズが無いか細かく調べられています。今年はクラゲの影響かキズ物が目に付くとのことです。
4ランクの大きさに区別 キズ物
浜坂港は高機能船が多く活カニが持ち帰られる比率が高くなっており、船毎にずらり並べられたBOXは壮観です。
選別されたカニは競りが始まるまで乾燥防止の布が掛けられ優しく扱われています。傍らでは仲買人が購入希望カニの下調べ、漁港職員も船、BOX毎競り価格、落札者記入の準備でだんだん緊張感が増して来ました。
乾燥防止の布に覆われて 仲買人の見定め
いよいよ競り開始、独特の口調の競り人、指先符丁のバイヤー、いくらで買われたか素人には判りません。
本日一番立派なカニ、一枚で1,6k。これ位になるには10年近くは経っているだろうと漁師の方。大阪からの帰省者曰く「大阪黒門市場に並べば¥5万はするだろう」とのご神託です。