今回のたべある記は、養父市長野にある「うちやまそば」です。
播但道朝来ICから県道を養父方面の標識をみて進み、八代坂トンネルを抜けてすぐの内山の集落に入ると、県道から左手山間の高台に「うちやまそば」の建物が見える。案内看板があるのですこし急な舗装された坂道を登っていくと店に着きます。周りに何もないのですぐわかります。
この店は平成16年3月に村おこし事業としてオープンした新しいそば屋さんで、ここでも村の婦人達が心を込めて手打ちをしている様子を見ることが出来るギャラリーがあります。白木の柱と照明の和紙のシェードが良くマッチした明るく開放感のある店内です。
そば定食を頂きました。そばと地元の野菜や野草などの天ぷらにかやくご飯がついてます。
そばは、地元で獲れたそばの実を石臼で挽き、そば粉8割つなぎ2割の手打ちでしっとりとした腰と風味があります。
ここの売りは、ダシにあり羅臼昆布と土佐鰹節を使ってそばを引き立てています。
更に凝っているのは、わさびで関宮の鵜縄から取り寄せていてピリット引き締まる辛みが本物の味を演出しています。
この店は、里山の高台にあるのでそばを食べながら山々や農村風景を見渡せるパノラマビューが楽しめ、数々あるそばやさんの中でもピカイチです。山々が深緑に溢れ山桜などが咲き乱れる時期や、秋の紅葉の時期に訪れたいそば屋さんです。
近くに「ルンルンTV」でも紹介された内山いちごの国があるので、そばの後デザートを楽しむことも出来ます。