4月12日、朝来市和田山町久留引、丸山地蔵尊にはみつばつつじが見ごろを迎えています。
みつばつつじ(三葉躑躅)は、枝先に三枚の葉がつくことからこの名がつきました。
ちょうどジェット機が通り、白い飛行機雲、青空、紅紫色の花のコントラストが映えます。
丸山地蔵尊は、もともと古代豪族の墳墓のようです、古墳全体に生育しています。
頂上近くには丸山大師堂があり、大師石仏、子安地蔵尊、菩薩仏が安置してあります。
墳墓には、明治15年に近在近郷の人々の寄進による八十八ヶ所地蔵尊が祀られています。
ゆっくりした小道を歩いて上がれば、近くを通る播但自動車道や田園風景が楽しめます。
みつばつつじは、紅紫色の花が美しく、里山の雑木林などでよく見かけます。