今回は阿瀬渓谷、阿瀬川をさかのぼって金山廃村まで、ようやく訪れた春の息吹を体感する観察です。← ヤマブキ (バラ科)庭に植えられている園芸種はほとんど八重咲きです。
金山村は室町後期には金銀を産出する村として栄えましたが、江戸中期の廃坑の後炭焼きを生業とし、分校もおかれましたが昭和37年最後の1軒も村を離れ、廃村となりました。← エンレイソウ
神鍋渓谷よりも先に鹿が生息していて食害が進み、鹿が嫌うアセビ・ナニワズなどが幅をきかせているのが顕著に見られます。← ハシリドコロ
神鍋山野草を愛でる会の活動は5年目を迎え、観察場所は溶岩流や神鍋山周辺、阿瀬渓谷など毎月2回、それぞれ芽吹き蕾・開花・結実まで定期的に観察しています。次回は5月13日(火)、場所は溶岩流コース、「道の駅神鍋高原」9時30分集合です。← ザゼンソウ