それはJR山陰本線にかかるラチス橋梁です。
一つは竹野川にかかる竹野川橋梁、もう一つは山陰本線久谷~浜坂駅間にかかる田君川橋梁。
後のひとつは山口県の徳佐川橋梁でいづれも近代化遺産です。日本に3つしかない近代化遺産が
但馬には2つあるというのは、但馬人にとって誇りに感じますね。
国道178号線の森本から県道日高・竹野線を海に向って走る途中に、但馬難読地名のひとつ
鬼神谷(おじんだに)があります。そこから須谷に入ってすぐに、道の右側にこんもりした小さな
森があります。どこから入るのかが判りにくいですが院森神社です。神社の鳥居を左に見る位置から
竹野川にかかる橋梁が見えます。以前、橋梁の説明看板があったと記憶していますが、今はそれらしき
ものは見当たりません(見おとしたかな?)
たまたま上りの普通電車がやってきました。
付近は草ぼうぼうで近寄るのに苦労します。それに大嫌いなコワイ蛇に注意しながら・・・
田君川上流には有名な梅花藻の咲く場所がありますが、この橋梁の田君川はどれが川か・・・
私には判別つきませんでした。近くには岸田川がながれていますが。
田君川橋梁は新温泉町浜坂駅に近い場所ですが、車では近寄りにくい場所です。
両橋梁とも大正年代に大型鉄材不足対策としてラチス桁になったそうです。
田君川橋梁からの帰り、香住の岡見公園に立ち寄りました。
ユウスゲがまだ綺麗に咲いていました。