秋の訪れを感じる9月19日、城崎温泉では<但州湯島の盆>行われました。
1300年もの歴史を誇る温泉地として栄えた城崎温泉は、忙しかった盆月の8月を過ぎて涼しくなった9月にひとときの安らぎとして踊って楽しんだのでしょうか。
大谿川に架かった橋の上では、城崎の四季を表現した情緒豊かな「城崎小唄」も復活させ、三味線、胡弓、尺八で再現した旋律は何か物悲しく感じます。
地方さん達の生演奏にあわせて編み笠をかぶった踊り手さんたちがゆったりとした動きで温泉街、北柳通りを踊り流しました。
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風の音が秋を感じさせます。
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過っては夕方になると温泉街を歩けばどこからともなく三味線の音が聞こえました。
最近はそういった芸を伝承される人も少なくなって淋しい感じですが、これからもこのお祭がしっかり根を張って育てばと思います。
そういった城崎温泉ならではの粋な情緒も大切にしたいものですね。