117年間の歴史を閉じた黒川小中学校で、閉校以来15年、初めての大同窓会が開かれました。
歴代の卒業生みなさんが対象なので、先生よりもかなり年上の生徒達が多いという不思議な同窓会になりました。
井上朝来市長もかけつけてくださり「源流の里・黒川アンコウミュージアム」作りによる、黒川地域の活性化についての強い期待の言葉をいただきました。
基調講演は日本ハンザキ研究所の栃本武良氏。
寒い体育館にもかかわらずみなさん熱心に聞いておられました。
食事には地元のお母さん達の愛情と黒川の野菜たっぷりのお味噌汁がつきます。
少人数ながら若い人たちの参加は、過疎化の村にとって頼もしいかぎり。
「先生ですか?」と、胸の名札でお互いの卒業年度を確認する光景もみられました。
ハンザキ研究所では、オオサンショウウオの卵から幼生が孵化を始めました。
記念すべき日に孵化をするアンコウの姿が見られるなんて、何か未来へのいい知らせなのかもしれません。