竹野の『鋳物師戻し大岩の集い』に参加してきました。
「荊木山(いばらきさん)アニティロード」に制定されている登山道を歩いて鋳物師戻し大岩に行くイベントです。
「夢但馬2014」で、「但馬お宝100選」に選ばれた鋳物師戻し(いもじもどし)大岩は、急峻な山の正面に立ち、その雄姿は天に向かってそびえる絶景の奇岩です。
2014年頃から何度も私たち山仲間が大岩までの登山道を整備してくれました。
現在はその道を地元の方々が整備・管理をされています。
《大岩の名称の由来》
京の鋳物師が奥の急な山道にさしかかった時にたまたま大地震が起こり、大岩が揺れ動き、恐れおののき後戻りしてしまった。それゆえ、この地を鋳物師戻し、この大岩を鋳物師戻し大岩というようになったといわれている。
荊木山両界院の駐車場に集合しました。
集合写真を撮影後スタートです。片道約1時間~1時間30分です。
鋳物師戻峠への緩やかな登山道を歩きます。
参道を直登することもできます。直登する場合は階段を昇ります。
竹野の風景が一望できる絶景ポイントです。
中央に蛇行する竹野川、右手には猫崎半島、左の小高い場所に国民休暇村が見えます。
初夏の風景で緑が濃くなってきました。
愛宕社の右手側の登山道から大岩を目指します。
左側の道は城崎方面への古道です。昔の鋳物師さんが歩いた道です。
山頂休憩所からも竹野の風景を見ることができます。
この先で古道と合流します。
鋳物師戻峠への道から案内板がある左への山道を登ります。
奥にうっすらと見える岩が目指す大岩です。
スタッフの方々がロープを張ったりして登山道を整備していただいていました。
奇岩で圧巻です!
高さ約20m、高さ十数メートルの大岩を台座に、その上に高さ5.6m、幅も5.6mの巨岩
(重量役90トン)がのっています。
すごいですね。
下の人と比べてみてください。大きいでしょう。
ここから下山しました。
大岩から下山した時は、スタッフの方からコーヒーの差し入れを、下山後は両界院の奥様から甘酒を振舞っていただきました。火照った身体に冷たい甘酒が沁みました。
有志の方々(山歩道プロジェクト)で、「城山」「鋳物師戻し大岩」への登山道整備や管理をされています。
春は「鋳物師戻し大岩」、秋は「城山」のトレッキングイベントを開催されています。
6回目のイベントですがコロナの影響で2年ぶりということで広く公開せず開催されました。
来年は公開されて開催される予定だそうです。