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”山陰海岸ジオパーク”の魅力を巡る 竹野編 ~猫崎半島~

但馬夢テーブル委員会【但馬力高め隊】第3回目は竹野探訪 午前の部は猫崎半島巡りです。 取材日:2021年6月22日
竹野海岸に到着! 夏は海水浴で賑わう猫崎半島東海岸

今日は竹野観光協会の青山さんにガイドいただき、ジオパークの成り立ちや竹野の歴史について学びます。
猫崎半島は兵庫県最北端に位置しており、遠望すると猫がうずくまったように見えることからその名がついたと言われています。
東海岸側は波が穏やかで江戸時代から明治時代にかけて、北前船の寄港地として栄えました。

猫崎半島西海岸

西海岸はジオパークらしい岩肌です。
そして、こちらは強風&高波で、穏やかな東海岸との気候の違いに驚きました。
波食甌穴群(ポットホール)や象の足跡化石の観察は断念し、半島の自然歩道を散策することにしました。

原生林が広がる登山道

まるで南国のよう。原生林のトンネルを進みます。
すぐ下は高い波が打ち寄せる海岸ですが、登山道は鳥のさえずりが心地よく、森林浴が楽しめます。

目下に広がるジオスポット

急な坂道で息が乱れますが、目下に広がる雄大な景色に疲れが吹き飛びました!
日本列島が形成された貴重な地質遺産が見え隠れします。

散策後は、北前館内の「かぜまちミュージアム」へ

プロジェクションマッピングで日本列島の成り立ちを学ぶことができます。
時代が異なる岩が重なる不整合面や美しい縞模様の柱状節理など、次回は海からジオサイトの魅力を巡りたいです。

北前船の寄港地として栄えた当時の様子も紹介されています。

~船乗りの一年~
「竹野から歩いて大坂に行き、前年に係留していた船に積み荷を仕入れ、北海道、瀬戸内海などを廻り、大坂に戻る」という一年。
命を懸けて当時の生活を支えた商いであったことがうかがえます。

ここで午前の部は終了。午後は竹野の町並み探索です。

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