八鹿駅から養父市役所の方へ向かう途中の八木川沿いで
なにやら大規模な工事が行われています。
これは、養父市文化会館(仮称)の建設工事で、ホール機能、公民館機能、図書館機能、公園機能を持つ複合施設として整備が進められています。
開館は令和3年(2021年)秋の予定とのことです。
こちらが完成イメージです、だいぶこの周辺の雰囲気が変わりそうです。
また文化会館の愛称が、2020年6月まで募集されていました。
どんな名前になるか楽しみですね!
この文化会館は、かつてこの地にあったグンゼ八鹿工場の跡地に建設されるもので敷地面積は、約30,000㎡と広大です!
近代化遺産として兵庫県景観条例景観形成重要建造物となっている八鹿グンゼ工場の事務所跡などは、
敷地内に残り見学などができるよう整備される予定とのことです。
養父市文化会館(仮称)の建設工事現場を囲っているブロック塀には
カラフルな花の絵が描かれています。
これは、2019年11月に行われた養父市文化会館(仮称)壁画アートプロジェクト『未来に咲く花』という市民参加のアートイベントで描かれたそうです。
このイベントは、殺風景な工事現場を華やかにして、この場所から文化芸術の息吹が感じられるように企画されたもので、約300人の養父市民などが参加されました。
作品名は、八鹿高等学校西洋画部の部員が考案したもので、養父市の市花(みずばしょう)や合併前の旧4町の町花、二十四節気の花などが描かれています。
(参考:養父市ホームページ)
建設現場を八木川越しから見ると、絵の描かれたブロック塀の長さがわかります。
来年の9月に無事完成し、養父市や但馬の芸術文化の発信拠点となることを期待します!!