新聞で紹介されていたのを見て、近くに訪れたこともあり新温泉町のくぐり池にいってみました。
新温泉町の湯村温泉から但馬牧場公園のほうへ向かった照来高原の多子(おいご)という場所にあります。
この高原は、火山によってできたカルデラ地形だそうで200m~300mの標高にあります。
古くから但馬牛の生育も行われており但馬牛のふるさととしても知られる地域です。
そんな照来高原の田んぼが広がる場所に「くぐり池ここ」という看板がありました。
とても分かりやすいですね!!
近くには牛舎があり、「モー!」と元気な声が聞こえていました。
訪れた時は、草花が生い茂っており池があるのかよくわかりませんでした。
このくぐり池には、不思議な伝説が伝わっているということです。
看板によると、この池は鳥取の多戯ヶ池(たねがいけ)というところにつながって、なんでもくぐり池に落ちた、ひょうたんなどが多戯ヶ池で見つかった言い伝えがあるとのこと。(多戯ヶ池までは24kmほどあるらしい)
大雨が降っても晴れた日も水かさが変わらず、照来の七不思議のひとつに数えられているそうです。。
また、希少な植物であるフトイやコウホネなども自生していて保護なども行われているようです。
くぐり池に伝わる伝説については、但馬の情報誌「T2」84号にも掲載されています。
村娘と若き僧との悲恋の物語があるそうです。
池の中には、黄色のキショウブや紫色のカキツバタの花がきれいにさきそろっていましたよ。
6月中旬まで見ごろが続くとのことです。
照来地域のほかの七不思議も機会があれば巡ってみたいです。