皆さんは、但馬の鉄道の駅をいくつご存じですか? 通勤、通学にご利用の方は馴染みがあると思いますが、普段利用されない方は、地元の駅しか思い出せないかもしれませんね。そこで、但馬の駅とその周辺の見どころを併せてご紹介します。
第1回はJR山陰線「居組駅」です。
開業は1911年(明治44年)11月10日だそうです。(参照:Wikipedia)
コンクリート製の真新しい駅舎は、昨年完成しました。駅前の庭もよく手入れがされています。ネットでは秘境駅として紹介されています。
上りの次の駅は諸寄駅です。昔のプラットホームが残されています。
下りのトンネルを越えると鳥取県の東浜駅です。
駅舎の中も清潔に保たれていますね。
居組駅周辺の見どころです。
まず七坂八峠展望台をご紹介します。海と空の青、白波、島の緑、桜のピンクがきれいですね。
居組の龍雲寺には、明治44年に建立された「鉄道工事遭難病没 追悼碑」があります。新温泉町HPには「この追悼碑は(中略)居組地区の鉄道工事中に土砂崩れなどで死亡した犠牲者の霊を供養するために建てられた追悼碑です。(中略)『工事中に土砂崩れで何人も生き埋めになった』と古老が伝えています。」と記載されています。この地に鉄道を通すため、多くの方々が決死の作業をされたのでしょうね。
居組駅の東には眼鏡トンネルがあり、この上をJRの線路が走っています。建設年は明治44年。(「但馬近代化遺産ガイドブック」より)
眼鏡というよりは、双眼鏡かな?
最後に穴見海岸展望所です。きれいな景色ですねえ。そして海の透明感が半端ありません。山陰海岸ジオパークに沿うように鉄道は走ります。皆さんも鉄道の旅、いかがですか?
電車で来られる方はこちらもご覧ください
「たじま途中下車の旅」~居組駅編~