但馬の代表的な銘酒「竹泉」を製造する田治米合名会社さんの見学をさせていただきました。
創業元禄15年(西暦1702年)という300年以上続く老舗の酒蔵です。
建物は歴史を感じることができ、2020年1月には兵庫県景観形成重要建造物の指定されています。
酒蔵への入り口には、養父市大屋町出身の彫刻家 松田一戯さんの作品が飾られているなど見る目を楽しませてくれます。
見学者用に、お酒ができるまでの行程がわかりやすく書いてあります。
たくさんの行程がありますね
こちらの機械は、上槽という行程で使う圧搾機とのことです。
杜氏さんの長年の勘によって絞る時期を決め、絞り方の違いで味わいも変わってくるそうです。
まさに但馬杜氏の職人技ですね。
ちなみに絞った後の残りが酒粕になります。
迫力の貯蔵タンクです。
蔵の中は、日本酒の豊潤な香りが充満していて、空気をすっているだけで酔ってしまいそうな感じです。
竹泉のお酒の大半は2年以上熟成させてつくるということです。
熟成させるとまろやかになり旨味が増すとのこと。
酒蔵は、明治蔵・大正蔵・昭和蔵にわかれているそうで、それぞれ建築された時期にちなんでいるとのことです。
蔵の中には巨大な冷蔵庫があり、たくさんの日本酒が熟成されています。
見学が終わった後は、お楽しみの試飲ができるようになっています!
車で訪れたため残念ながら飲めませんでしたが…
新しい試飲スペースももうすぐオープンなようで楽しみですね!!
今回の見学では、但馬の職人技的な酒造りの一端を見ることができました。
田治米合名会社さんでは、予約をすれば酒蔵見学をすることができますのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
銘酒「竹泉」ウェブサイト(外部リンク)