御崎集落は、余部から海岸沿い絶壁の狭い道路4km入り込んだ所にある
壇ノ浦の戦で敗れた平家の門脇宰相平中納言教盛(かどわきさいしょうへいちゅうなごんのりもり=平教盛。清盛の異母弟)が、伊賀平内左衛門家長、矢引六郎右衛門ら主従数人とともにこの地に流れ着き、土着したと伝えられている。当地にはそれを裏付けるかのように門脇家、矢引家が現存しここで生活されてる。
集落入口には、「史跡 平家村 御崎」の石碑が立っている
同じ集落入口に「平家伝説」の説明看板がある
集落は急傾斜地にあり、眼下は日本海の但馬海岸
この地でしか育たないといわれる「平家かぶら」など、平家にまつわる話が数多く残されている
僻地、陸の孤島とも云われている集落にある香美町立余部小学校御崎分校
御崎集落から更に上がると「余部埼灯台」が見える
灯台高さは14mですが、海面から光源までの高さが284mで、日本一高い場所にある灯台です
灯台広場から眼下には、霞んでいるが丹後半島、竹野猫崎半島が見える