あぜみちの詩『渡辺うめ人形特別展』~土に生きた人々の記録~
開催時間 : 09:00 ~ 17:00
この道はいつか来た道・・・そう遠くない昔、日本のどこにでも見られた農村の人々の素朴な暮らしを渡辺うめさんは人形として形に残しました。
養父市立全天候運動場では76点の作品を所蔵しており、通常15点を入れ替えて常設展示していますが、今回は、約半数の35点程度を特別展示します。
渡辺うめ(わたなべうめ)プロフィール
1907(明治40年)~2014年(平成26年)
青森県青森市出身。戦争により、昭和19年、東京から夫の郷里である兵庫県八鹿町(現在の養父市)に疎開し、その後の半生を過ごしました。本格的に人形制作を始めたのは75歳からで、107歳で亡くなるまで創作活動は続きました。その功績は顕著で、「兵庫県知事賞」や「兵庫県文化功労章」など数多くの賞を受賞し、平成5年には兵庫県とワシントン州姉妹提携30周年文化使節の一員として渡米、シアトルで人形展を開催しました。また、平成8年には、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演しました。
■内容
昭和20年代のくらしを中心に創作された渡辺さんの人形はどれも生きいきとしています。 重労働であった農作業や家事は一家総出で手分けして行い、 子供もその一端を担っていたことや、牛を家族同様に大切に扱っていたこと、隣人や地域の人々がともに助け合っていたことなど、日々、質素ながら色々な工夫と知恵をこらして豊かな気持ちでいたことなどが感じられ、どこか懐かしく幸せな気持ちを呼び起こします。
渡辺さんの人形は、地元では親しみを込めて「うめさん人形」と呼ばれています。
■入館料
無料
日時 | 11月16日(土)~12月9日(月) 午前9時から午後5時まで(最終日は正午まで) |
場所 | 養父市立全天候運動場 交流棟(兵庫県養父市八鹿町国木697番地1) |
- 情報提供元
- 養父市
- 連絡先
- 養父市教育部社会教育課 生涯スポーツセンター(養父市立全天候運動場内)
TEL/079-663-2021
FAX/079-663-2024
MAIL/syougai-sc@city.yabu.lg.jp
住所/〒667-0044 兵庫県養父市八鹿町国木697番地1