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堤防の草地などで緩やかに飛ぶジャコウアゲハは黒いアゲハの中でも少し異なった生活をしています。本州以南に広く分布しますが、毎年同じような場所で発生します。幼虫はウマノスズクサを食べるので、この草がたくさんあることが条件です。ウマノスズクサには有毒成分が含まれており、これを食べるジャコウアゲハにも毒は受け継がれます。このため、ジャコウアゲハは捕食者から避けられると言われています。
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一見オナガアゲハやクロアゲハに似ていますが、雌雄とも腹部に赤い模様があるのが特徴です。雌の前翅の色が薄いのも特徴です。
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幼虫は他のアゲハのように緑色にならずに、黒っぽいままです。ジャコウアゲハが産卵すると、たくさんの幼虫が育ち、ウマノスズクサはあっという間に食べられてしまいます。
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写真は蛹になる直前のものです。蛹で越冬し5月頃羽化します。この世代が産卵した卵は6月中旬頃には成虫になり第二世代となります。さらに7月中旬から下順にかけて第三世代が現れ、秋に第四世代が現れることもあります。秋に蛹になった個体は翌春まで休眠します。 (写真・文 上田尚志)
























