年末は、師走特有の気ぜわしさ等により交通流・量の変化を伴うことから、交通事故の多発が懸念されます。
　この運動は、ひょうご交通安全憲章の理念に基づき、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。

■運動期間
　１２月１日(月)から１２月１０日(水)までの１０日間

■推進テーマ
　みんなでつくる　通学路の交通安全
　思いやる　気持ちで守る　高齢者

■運動重点
(1)こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全確保と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進
・「横断歩道合図（アイズ）運動プラス」の周知と実践
・横断歩道の通行、信号遵守等基本的な交通ルールや歩きスマホの危険性に関する広報啓発の推進
・「横断歩道 歩行者優先宣言」の賛同促進と実践
・幼児・児童の身体的特徴や行動特性等、高齢者の加齢に伴う身体機能の変化等を踏まえて、対象に応じた適切な
交通行動を促す交通安全教育等の推進
・通学路、未就学児を中心にこどもが日常的に集団で移動する経路等における見守り活動等の推進
・反射材用品等の視覚効果や使用方法等の周知と着用促進
・通学路交通安全プログラム等に基づく点検や対策の推進
・「ゾーン30プラス」の整備を始めとする生活道路の交通安全対策の推進

(2)飲酒運転等の根絶と夕暮れ時・夜間の早めのライト点灯やハイビームの活用の促進
・飲酒運転等の悪質・危険な運転についての広報啓発の推進
・飲酒運転を許さな社会環境を醸成するため、飲酒運転追放「三ない運動」の徹底やハンドルキーパー運動の促進
・「飲酒運転追放宣言」の賛同促進と実践
・車両を使用する事業所等におけるアルコールチェックの実施と指導教育の徹底
・夕暮れ時における早めのライト点灯と夜間、対向車や先行車がいない状況におけるハイビームの活用の推進
　点灯推奨時間：秋季・冬季（９月～２月）午後４時
・高齢運転者自身が加齢等の影響による運転能力の低下に気付く機会を提供する交通安全教育及び広報啓発の推進
・全座席でのシートベルト着用とチャイルドシートの適正使用の徹底
・二輪車の特性の周知やヘルメットの正しい着用とプロテクターの着用による被害軽減効果に関する広報啓発の推進
・ペダル付き電動バイクの正しい交通ルールについての広報啓発の推進

(3)自転車等の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメット着用の促進
・自転車の交通違反に対する交通反則通告制度の適用（令和８年４月１日施行予定）を踏まえた自転車利用時の交通ルールの理解・遵守の徹底と新たな交通ルールの周知
・全ての自転車利用者に対するヘルメット着用の必要性・効果に関する理解の促進と着用の徹底に向けた広報啓発の推進
・「自転車安全利用五則」を活用した交通安全教育の推進
　①車道が原則、左側を通行
　　歩道は例外、歩行者を優先
　②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
　③夜間はライトを点灯
　④飲酒運転は禁止
　⑤ヘルメットを着用
・自転車利用者等の安全を確保するための定期的な点検整備の促進
・自転車損害賠償保険等加入義務の周知と加入促進
・特定小型原動機付自転車の安全利用に向けたヘルメット着用の促進と交通ルール遵守の徹底