鳥インフルエンザウィルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。
正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いします。
・死亡した野鳥など野生動物は、素手で触らないでください。また、同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡していたら、お近くの下記の各農林(水産)振興事務所へお問い合わせください。
・日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
・野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください
■野鳥のヒナや弱っている野鳥との関わり方
巣立ち練習中の野鳥のヒナは、強風等により巣から落ちてしまうことがあります。また、野鳥は外敵に襲われたり、さまざまな要因でケガをしたり、弱ったりすることがあります。
誰もが手を差し伸べたいと思う気持ちになりますが、残念ながら野鳥はペットではありません。
街の中の野鳥も野山の野鳥と同様に、自然のしくみの中で生きています。野鳥にとって、何倍も大きい人間は恐ろしい存在です。近づいたり、触れたりすると大きなストレスになります。
多くの場合、人が保護することで、かえって弱らせてしまったり、親鳥と引き離すことにもなります。このため、見つけても自然のままにしておくことが大切です。許可なく捕獲、飼養することは法律で禁止されていますので、注意してください。
ケガをしたり弱っている場合、ヒナの場合は、次のような対応をお願いします。
1.ヒナが動ける状態にある場合
・近くに親鳥がいるから大丈夫です。親鳥が警戒してヒナのところに来なくなるので、ヒナに近寄らず、離れましょう。
・お子さん等が拾ってきてしまったら、なるべく早く拾った場所に戻しましょう。
2.巣からヒナが落ちている場合
・巣が手に届くところにあれば、巣に戻してください。巣に戻すことができない場合は、親鳥が見つけやすい場所に置いてあげましょう。
・巣がわからない場合は、そのまま放置するか、近くの茂みの中に放してあげましょう。
3.カラスや猫などに襲われる心配がある場合
・近くの茂みの中などに移動させてあげましょう。
・茂みなど、隠す場所が無い場合は、建物の影に移動させてあげましょう。
4.羽が折れているなど、ケガをしたり、弱っている場合
最初に記載しておりますが、人が近づいたり触れたりすることで大きなストレスとなり、かえって弱らせてしまうことになります。また、野鳥を許可なく捕獲、飼養することは法律で禁止されていますので、ご注意ください。
■「ヒナとの関わり方がわかるハンドブック」「ヒナを拾わないで!ポスター」
- 野鳥の子育てを見守ってあげましょう。
- 公益財団法人 日本野鳥の会が発行している「ヒナとの関わり方がわかるハンドブック(PDF)」を参考にしてください。
■各農林(水産)振興事務所連絡先
- 神戸農林振興事務所 森林課 078-742-8327
- 阪神農林振興事務所 里山・森林課 079-562-1392
- 加古川農林水産振興事務所 森林課 079-421-9347
- 加東農林振興事務所 森林課 0795-42-9424
- 姫路農林水産振興事務所 森林課 079-281-9289
- 光都農林振興事務所 森林第1課 0791-58-2348
- 豊岡農林水産振興事務所 森林課 0796-26-3699
- 朝来農林振興事務所 森林第2課 079-672-6882
- 丹波農林振興事務所 森林課 0795-73-3796
- 洲本農林水産振興事務所 森林課 0799-26-2103
- 情報提供元
- 兵庫県
- 連絡先
- 兵庫県農政環境部環境創造局鳥獣対策課
TEL/078-362-3463
FAX/078-362-3069
MAIL/choujutaisaku@pref.hyogo.lg.jp