たじまのしぜん

モズ

小さな猛禽類

「キーキーキー キチ・キチ・キチ」と、高く鋭い鳥の声が聞こえてくる季節になりました。声のする街路樹のてっぺんや、農地の防獣フェンスの上に目を向けると、スズメより大きな茶色っぽい鳥が止まっているのに気づきます。モズです。

モズは山で繁殖し、子育てが終わり秋になると平地に降りてきて冬を過ごします。山から降りてきてしばらくの間、モズは目立つ場所に姿を見せ、しきりに高鳴きを繰り返します。これは、一冬を過ごす自身の縄張りを宣言するのが目的です。「ここは私の餌場だからね」とでも言っているのでしょう。

上の写真はモズのオスです。矢印を付けた2か所が、メスとの明らかな相違点です。
(1)過眼線が黒い
(2)翼に白い斑が出る

こちらがモズのメスです。全体的に褐色が強く、上で示したオスの特徴がメスでは見られません。モズの高鳴きは、オスもメスも行い、それぞれの縄張りを守っています。

モズは「はやにえ」と呼ばれる、独特の行動を行います。捕まえた餌をすぐには食べず、自分の縄張り内の木の枝などに突き刺して置いておきます。この行動の目的は諸説あって、縄張りの「印」として、また、餌の少なくなる真冬に備えての保存食、などと言われています。この写真はモズのオスが捕まえたカエルを枝に突き刺すところです。

雪に埋もれた真冬には、驚くべき狩を見せることがあります。この写真のモズのオスは、河原でハタネズミを捕まえました。自分の体ほどもある大きな獲物を仕留めたのです。

小さいながら、獰猛(どうもう)な肉食性の生態から、モズはかつてワシタカやハヤブサなどと同じ、猛禽類(もうきんるい)の仲間に入れられていたこともあったようです。

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