たじまのしぜん

ムナグロ

春と秋で衣替え

この写真は4月の湛水田で撮影したムナグロです。胸黒の和名が納得できる旅するチドリ。全長はちょうどツグミと同じサイズ。英名はGolden Ploverといい、金を散りばめたような羽根模様に由来するのでしょう。

春、彼らは繁殖地の北極圏沿岸までの長い旅の途中、日本に立ち寄ります。豊岡盆地の水田もよく見られる普通種です。

さて、この写真、秋に観察される同じムナグロです。春のムナグロはひと目でそれとわかる羽根模様でしたが、秋のムナグロは、冬羽と呼ばれる地味な姿に変わります。南への渡りの途中、刈田で採餌するために立ち寄るのですが、稲株の色にすっかり紛れ込んでしまって、なかなか存在に気づきません。鳴き声をあげたり、飛び立つことで、田んぼにムナグロが入っているのを知ることが度々です。

北極圏沿岸で繁殖を終えたムナグロは、当年生まれのたくさんの幼鳥が、先輩たち守られながら越冬地のオセアニア沿岸までの長旅を続けます。幼鳥は成鳥の冬羽とほとんど同じ羽根模様なので、区別が難しいです。豊岡盆地では、20羽から30羽の群れで行動するムナグロを観察します。できる限り刈田の中で目立たず、いつの間にかいなくなって次の中継地へと動いて行きます。長旅を運命づけられたシギやチドリたちの、わずかな時間を共有する喜びが、この季節の鳥見の楽しみのひとつです。

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