卍飛翔をするヒロオビミドリシジミ♂ 2012.06.17
6月中旬になり、ゼフィルスの季節になり、今年も但馬の山々で、多くのゼフィルスたちが出始めました。
このミドリシジミは、比較的に標高の低い里山に生息し、ブナ科のナラガシワの新葉を食べて成長します。
近畿地方西部から中国地方にしか分布しないので、関東から採集に来られるマニアもあるようです。
♂の翅表は青みを帯びた緑色です。
ヒロオビミドリシジミ♂表 2012.06.17
ヒロオビミドリシジミ♂裏 2012.06.16
翅裏の白い帯の幅が広いのが特徴です。
ヒロオビミドリシジミ♀裏 2012.06.16
ヒロオビミドリシジミ♀表 2012.06.17
メスの翅表は、このように地味な褐色です。
全国各地から多くのチョウチョマニアが但馬にやって来られると思いますが、あまりたくさん採らないで欲しいと思う今日この頃です。
写真・文 コウノトリ市民研究所 友田 達也