生野町黒川で日本ハンザキ研究所主催の初夏のトレッキング『キノコ観察会』がありました。姫路、加古川、神戸などからキノコ好きのみなさんが集まり、山の中へ。カゴや袋などみなさん準備万端での参加です。林の中は涼しいものの、急な斜面を上り下りするとやはり汗が出てきます。それでもみなさんキノコ探しに夢中で、楽しそう♪
キノコといえば秋のモノと思っていましたが、実は梅雨明けのこの季節にも多くの種類が出ているそうです。見つけたキノコは種類を特定すために、根本まで折らずに丁寧に採取します。同じ種類でも、傘の開いたものや閉じたものなど数株採って特徴を見るのだとか。
一つひとつ新聞紙にくるんで持ち帰ります。
持ち帰ったキノコは研究所のホールで仕分けします。
講師の先生は、兵庫県生物学会の横山さんと宇那木さん。
どう見ても同じにしか見えないキノコを、ほんの少しの特徴を見つけて仕分けされます。細かい見分け方の説明を聞いて、熱心にメモをとる参加者のみなさん。
今回は食べられるキノコが少なかったものの、40種類以上が確認されました。昨年10月に行われた観察会と、今回7月の観察会で黒川のキノコのデータもかなり集まりました。
次回は食べられるキノコを大量に見つけて、ぜひとも「キノコ汁」を・・・などと思ったりするのは私だけではないはず。お楽しみに!