但馬情報特急でも8/27に告知されていた通り、玄武洞公園がライトアップされており、9/23には豊岡演劇祭2022の特別公演もあったので見に行きました。
公演は夜8時半からという遅い時間だったにもかかわらず大盛況で、駐車場が大渋滞したことから開演時間が急遽延期されるほどでした。
では、玄武洞公園のライトアップから紹介します。玄武洞2枚、青龍洞2枚で、多くの人が魅了されていました。
高校の教科書にも載っている中島敦の『山月記』を小菅紘史さんが一人芝居にされ、音楽家・中川裕貴さんのチェロ演奏とともに、玄武洞をバックにした舞台で上演されました(上演中はライトアップは消されました)。
舞台での生芝居を観るのは何十年ぶりかなので、ワクワクドキドキしました。舞台写真を何枚かお届けします。
芝居の内容は、詩人になるという夢がかなわず虎になってしまった男・李徴(りちょう)がその運命を友人に語るというものですが、その内容と同等以上に、演じる役者さん自身の生き方に興味関心がわきました。
激しい動きもあるのですが、どちらかというと静かに立って語るというスタイルでした。ただし語る力は強かったです。
ラストは静かに後ろを向いて終わるのですが、その時白い紙吹雪のようなものが舞いました(写真でも見える)。
何か仕掛けがあるのかと見渡しましたが何もなく、たまたま丁度タイミングよく自然の花粉のようなものが舞ったようです。ラッキーな演出も手伝ったと思いますが、拍手はいつまでも鳴りやまず延々と続き、「感動をありがとう」と言っているようでした。
またこのような機会があればぜひ参加したいなと思いました。
演者の皆様、演劇祭のスタッフの皆様、お疲れさまでした。