鉱山で栄えた古い町並みが残る生野の町の、民家や商店などでお雛さまが飾られています。
今年は口銀谷(くちがなや)地域の100件に加え、生野銀山に近い奥銀谷(おくがなや)地域でも
50件の参加があり賑やかになっています。
散策マップを片手に町並みを楽しみながらひな飾りを見て歩くと時間も忘れてしまいます。
年代物のひな飾りや手作りの可愛らしいおひなさまなど、
それぞれのお宅で工夫を凝らして飾ってあります。
こちらは明治後期の物だそうですが、お道具の美しさに見とれてしまいました。
江戸時代のお内裏様には歴史の重みがあり、すごい存在感に圧倒されます。
千代紙のお雛さまも「作り方を教えて欲しい!」と人気があるようです。
玄関に飾ってあったお湯のみも、よく見ると可愛いお雛さま。
町からはちょっと離れますが、黒川でもお雛さまを飾っていて、黒川温泉ではお風呂上りに
広間でゆっくりと見ることができますよ。
「銀谷のひな祭り」は3月7日まで、桃色ののぼりが目印です。
期間中、町の中には「お休み処」が設けてありお茶や甘味がいただけるので、
散策に疲れたらちょっと一休みもお楽しみに。
お問合せ 生野まちづくり工房井筒屋 079-679-4448