兵庫県農政環境部農政企画局総合農政課が開いた二日間の
『「学びの農」インストラクター養成講習会』に参加してきました。
「学びの農」とは、子供たちが農作業を体験して収穫した農作物を調理して食べることで、食と農業の結びつきを学び命やものの大切さを感じる心を育むための取組みです。
その体験をさせる側の指導方法について、実践を交えて教えてもらいました。
但馬の方がほとんどですが、丹波市・三木市・宍粟市・神戸市からも来られ、総勢56名の参加です。
講師の新田章伸先生は親しみやすいよう「ポッキー」というニックネームです。
さっそく私たちもニックネームを書いた名札を胸につけました。
机に向かっての講義は少なく、場を和ませみんなの顔やニックネームを覚えやすいように簡単なゲームから始まりました。
体験学習の考え方や指導法、プログラムを作る時に抜け落ちがちになる「まとめ」のやり方などを学びました。
二日目は10人程度のグループに分かれての実践となります。
調理実習室でとうふ作り体験を取り上げたグループは、食を通して命の大切さをテーマにしました。
水田で田植え体験を想定したグループは、残りのグループ50名を小学生とみたてて引率から注意事項の説明、体験後の質問まで実践さながらに力の入った発表になりました。
まとめの時間にはそれぞれに評価をし合い改善策を考えて、今後の自分たちの活動に繋げていけるよう意見交換もして、講習会が終了しました。
後日、井戸知事認定の終了証がいただけるようです。
県内各地でインストラクターとして活躍する第一期生の姿が見られることでしょう!