柳まつりが8月1日、2日と、4年ぶりにフル開催されたので見てきました。まずは1日の柳の宮例大祭と豊岡踊りを紹介します。柳の宮例大祭で幕を開けると、神輿の巡行が続きます。
神輿の巡行は太鼓が先導し、おはやしが音楽を奏で、最後に神輿が台車に乗せられて引かれます。
神輿の巡行は、途中から稚児行列が加わり、神輿を綱で引っ張るようになると一気に賑やかになります。稚児の周りは親たちが取り囲み一緒に巡行するので、大行列になります。
続いて、豊岡踊り(子供連)です。本当に多くの子供たちが、大きな掛け声や一斉に飛び上がったりと、元気いっぱいの踊りを披露してくれました。
この日一番の感動は、この神輿巡行でした。駅前から柳の宮神社まで帰るのですが、台車に乗せて引くのではなく、人間が担いで行くのです。しかも単に担いで歩くのではなく、神輿を腕を伸ばして上に持ち上げたり、道いっぱいを使って蛇行したり、交差点では何回も回転したりと、力のこもった迫力満点の巡行でした。神社までは長い道のりなので一気には行けず、何回も神輿を台に下ろし、休みと水分を取りながらの大仕事でした。
1日のフィナーレは豊岡おどり(大人連)で、ややしっとりめで暑い夏が締めくくられました。4年ぶりにフル開催された柳まつりは、但馬一の夏の風物詩と言っていい本当に見応えのある素晴らしいものでした。いつまでも続いて行くことを願っています。