生野銀山、明延鉱山、神子畑選鉱所のいわゆる 鉱石の道 に、養父市の中瀬金山が加わって 「鉱石の道フェア}が開催されるという。~出会い感動~夢但馬2014イベントのひとつであります。早速中瀬地区の町なみ探検に出かけてみました。
国道9号線からそれて氷ノ山国際スキー場やハチ高原に向かう途中に中瀬地区があります。
1573年というと約440年前に、鳥取から来た旅人が八木川で砂金を発見したことから中瀬金山の歴史がはじまったそうです。発見したその旅人の第一声は ラッキー だったんでしょうか。豊臣、徳川の時代から閉山された昭和44年の長い期間に培われた歴史遺産が、この中瀬に残されています。
まちづくりがはじまったばかりで案内カンバンなどはなく、ひよっとして間違いを言っている部分があるかもしれませんが、そのときはご容赦願います。
中瀬公民館に車を置かせていただいてすぐ北に宝泉寺があります。石碑のそばの左の建物は、鉱山売店跡。
三柱神社の前には神官の屋敷跡。その奥に三柱神社。
風変わりな 金昌寺。
そのすぐ東側に石垣を積んだ台地がありました。陣屋跡だそうです。
農業者健康管理施設という建物がありました。窓から覗いてみましたら体育館です。これは現代のものでしょう。が その前にこんな錆びた器具が置かれていました。
健康器具とは見えませんが・・・鉱山の器具でしょうか???
常運寺というお寺です。その前に観音さんが祀られていました。扉の隙間から中をみましたら立派な観音像です。
関所があった場所に交流施設がありました。出来上がったばかりのようです。たまたま居られた人に声をかけましたら、中瀬金山会理事の有本さんでした。交流館開設準備で忙しくしておられました。案内カンバンなどは10月上旬には設置できるそうです。
八木川に近い場所に 社宅跡地2ケ所
日本精鉱・中瀬精錬所です。金の精錬ではなくアンチモン精錬が続いているそうです。
まだまだ見れていない場所や設備があります。長い歴史をもつこれらの産業遺産をまちづくりに活かそうと「中瀬金山会」が結成されたそうです。3ケ所の鉱石の道フェアに連携して10月26日に中瀬フェスティバルが開催されます。
詳しくはホームページ ~出会い感動~夢但馬2014 鉱石の道フェア をご覧ください。