
2025年シーズンの豊岡盆地における越冬コハクチョウの推移をまとめておきます。
2025年10月後半から11月にかけて、西の越冬地に向かうコハクチョウのグループを何組か見送りました。豊岡盆地で越冬するグループは、12月になってから飛来するのが常です。今シーズンは12月4日、伊豆地区の冬期湛水田に5羽のコハクチョウが飛来したのが、越冬組の初飛来と認識しています。
冬が本格化するにつれ、盆地内のコハクチョウの数は増えて行きました。年が明け、強い寒波の影響が特に北陸地方以北に及んだ頃には、そこから退避してきたと思われるグループが飛来し、2月には62羽のコハクチョウが常時観察されるようになりました。
大きな群れの行動はほぼ毎日決まっており、日没から翌朝にかけてのねぐら入りは六方田んぼの中谷地区冬期湛水田、日中の採餌は盆地南の伊豆地区冬期湛水田周辺であることが多かったです。
2月終盤に73羽という大きな群れを観察しました。これまで、私自身が豊岡で続けてきたコハクチョウ飛来の最大数です。新たに加わった飛来個体は、西や南で越冬していたグループが、北帰行の途中に当地に中継飛来したものと思われました。3月5日朝に32羽を中谷冬期湛水田で目撃したのが、私の今シーズンのコハクチョウ終認となりました。
豊岡盆地の冬期湛水田は、コウノトリ野生復帰のみならず、コハクチョウの飛来環境にも大切な役割を果たしています。来シーズンの越冬飛来を楽しみにしています。
▼2025年シーズン越冬コハクチョウのカウント変遷
12月4日:5羽@伊豆(初認)
12月23日:11羽@下鶴井
12月30日:17羽@中谷
1月9日:27羽@立野堤外+下鶴井
1月18日:34羽@中谷
1月19日:47羽@円山川立野
1月21日:52羽@中谷
1月27日:57羽@円山川立野
2月12日:62羽@伊豆
2月23日:73羽@一日市
3月5日:32羽@中谷(終認)




























