兵庫県香美町の余部駅から鎧駅を結ぶ遊歩道は、かって生活道として利用されていました。平成２２年の春、自然とふれ合う里山林として
整備されました。同年８月余部橋梁が新橋梁に付け変わる記念日に、私はこの道の展望所からはじめて通る特急列車を見ました。

今日、西宮を本拠地とする 「山旅人」 の登山グループの皆さんと、この道を歩いてきました。
コースはJR鎧から余部に至る２．７キロの道。香美町案内パンフは６５分という時間設定ですが、
途中余部駅の３ケ所の展望やあちこちに咲くササユリ、山あじさいなどをゆっくり観賞し、約１００分の
遊歩道ウオークとなりました。

植生は海岸付近に多いスタジイなどの常緑広葉樹と、人が関わった落葉広葉樹、植樹された杉・桧の混在した内容の道です。
途中の展望所から余部新橋梁

薄曇りの天候と列車が走る時間帯でなかったのが残念です。「道の駅あまるべ」は７月上旬の
オープンを目指して、周辺の道路整備を含め最後の追い込み工事の模様でした。

白のササユリがたくさん咲いていました。

この後、浜坂海岸にまわり砂浜に咲く「ハマヒルガオ」を、そして田君川の「梅花藻」を観賞。

グループの皆さん１３名はこの後「七釜温泉」でゆっくりホッコリの入湯の後、三宮・大阪・奈良方面への帰路につかれました。
　　　　　　但馬を気にいっていただいたでしょうか。またのお越しをお待ちしております。