上山高原エリアには美しい渓谷、数々の名瀑があります。今回上山エコミュージアムの企画で二つの滝を訪ねました。渓谷沿いには栃の古木が多くこの時期栃餅の素材「栃の実」が拾えます。

落差35mの「桂の滝」は苔蒸した岸壁沿いに落下、途中腰を捻るように水流を変え、まるで振り返った天女の如く見える美しさです。滝までの道が悪く要注意です。

滝愛好家に取り上げられる機会も多くその特異性から評判高い「シワガラの滝」、洞窟に流れ込む神秘さを持っている滝、外からは全く滝が見えません。洞窟の奥から外を見ると探検気分満喫です。

洞窟に落下する滝の高さは10mと小規模ですが何万年もの水流の造形美、自然の妙、神々しさをかもしています。洞窟の形容と滝を納めるのは広角レンズが必携です。