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ツタウルシ 近づかないようにしましょう

ツタウルシ ウルシ科

山を歩くときには長そで長ズボンが必須です。ケガを防ぐのもありますが、かぶれを防ぐのが目的です。山にはかぶれを起こすウルシの仲間がたくさん生えています。中でも警戒しないといけないのはツタウルシです。ツタウルシはウルシの仲間の中で最凶の植物です。ツタウルシは、ウルシオールとラッコールというかぶれ成分を含んでいます。しかもウルシの仲間で最もたくさん含んでいます。このかぶれ成分はゴム手袋も浸透するそうです。

ブナの大木についていた。雨宿りにさいてきの木だった。氷ノ山
 私はかぶれにくい体質のようなので、ツタウルシをなめていました。大丈夫だとたかをくくって剪定ばさみで切って植物標本にしました。植物体に触れてもかぶれるのになんと樹液に触ってしまったようです。そんな手で体のいろんなところを触ったので、それはもうひどい目に遭いました。以後、触れないように注意していますがそれでも時々かぶれます。

チシマザサの下に生えていた。スズコ採りに夢中なら気がつかずにかぶれてしまう。
 ツタウルシは至る所に生えています。しかも地面をはっているのもあって、出会うことが非常に多い植物です。但馬では、海岸線でも出てきますので、水着の時にも気が抜けません。
 気をつけていてもうっかりしているとかぶれます。
 地面一面にはっている場所があります。雨宿りに大きな木の下に入ったことがあります。上を見るとツタウルシが茂っていました。雨滴と一緒にかぶれ成分が落ちてきます。敏感な人はウルシの仲間の下を通るだけでかぶれることもあると聞きます。

成葉
 大きく育ったツタウルシに似た植物はありません。大きな卵形の三枚の葉が集まって三角形を作っています。3枚1セットで一枚の葉です。こんな葉を3出複葉といいます。一枚一枚は小葉といいます。

ツタウルシ。下の濃い緑はツタ

ツタ
 ツタウルシの若木の葉は、ツタに非常によく似ています。ツタはかぶれません。見分け方をお教えしましょう。まずは周りをよく見ることです。①ツタウルシの成葉があれば、ツタウルシの若木の葉である可能性が高まります。
 ②ツタウルシは必ず3出複葉ですが、ツタはそうではありません。3出複葉のものもありますが、2枚に分かれているものや全く分かれていないものがあります。小葉の数を数えて3枚でなければツタです。
 ③ツタウルシは、はい登っているものから葉が枝のように飛び出しますが、ツタはくっついています。

葉が突き出している
 
 ④ツタウルシの葉の表面には毛がありませんが、ツタにはあります。
 ⑤ツタウルシの鋸歯は先が丸いですが、ツタはとがって棒のように突き出しています。

3出複葉が3種類。上からツタウルシ、ミツバアケビ、ツタ。神鍋山
 もしうっかりかぶれ成分に触れてしまったときにはどうすればよいかですが、水洗いはだめです。かぶれ成分は、油脂なので水では落ちず、かえって広げてしまいます。先に石鹸を泡立てて洗い、最後にぬるま湯で流すのがよいようです。ちょっと山の中では無理ですね。いずれにしても山の中では、とにかく近づかない、触らないことです。

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